diary

加筆修正はめっちゃする

愛について

困難でも確かにあることを知っている。痛みを伴っても腐らない強さが私に備わっていることも。愛がどんなか触れたことがある。 この日のうちにこれを書いておく。愛についての絵を描きたい。

美しい日曜日

人がよく幸せと表すことについて、私は美しいという言葉で表していると気付いた。 「幸せ」を辞書で引けば意味が書いてあるし、その言葉が使われる場面を見てきたけれど、23年半生きても自分の言葉にできずにいる。底から満たされた迷いのない状態を指すなら…

日記

2019/3/16

一本の線

手を繋げた。やっとだ。それはすべての物事を完成させる最後のピースで、すべてを0にして、すべてを救済する。 あるべきものをあるべきところに収束させて、物語はハッピーエンドを迎える。ハッピーエンドの良いところは最高の瞬間の続きを考えずに済むとこ…

ごめんね

愛しきれなかった時に口をついて出る言葉なのか。人が私にごめんねと言った。謝ることはひとつもないよ。ありがとう。 私もごめんねでいっぱいだ。お父さんとお母さんの寿命を何年縮めてしまったのだろう。お父さんとお母さんが受け取れるはずだった幸せを、…

うさぎごはん

(2019/05/22に書かれたものです) 「グリーンピース入りのご飯を何と呼ぶでしょう!?」 帰りの生徒で賑わう廊下と扉一枚隔てて、放課後の教室はのどかに時間が進む。そこへ突然やって来た友達が、そんなクイズを投げたのだった。 「うさぎごはんです!」 答…

不確かさをなぞる

あるものの存在はどこから存在するんだろう。 「描けないものは見えていない」受験生のデッサンにおける実用的なアドバイスとしては、胸に刻んでいい。見える が ただ感じるだけでなく、捉える の意味を含むなら、もう少し深い意味でも考えられそうだ。 描こ…

ひよこ

ひよこのことを思い出して悲しくなった。また、悲しくなりながらひよこを思い出した。このひよことは、最近夢に出てきたひよこのことである。 ここから夢の話だが、戦争で捕虜になった私は、同じく捕まった人々と列をなし、ぞろぞろどこかに曳かれていった。…

愛おしさの温度

そういえば今朝私は泣いていた気がする、と、手が止まる。昼頃やっと起き出した日の午後のこと。そうだった、お父さんの余命が残り十ヶ月だと知る夢を見たのだ。出際に声をかけに来たお母さんは、私の涙を見るやいなやただならぬ声で心配した。夢が悲しいの…

廃品回収の朝

12月18日 早朝。一見澱んだ曇天に見えた外は、光が不足した清らかな霧の底で、夜が捌けていくさなかだった。 新聞の塊をカートに積んで、お母さんと捨てに行く。 真夜中がまだ続く駐車場を抜けて、青い夜明け前に踏み入る。黙々とカートを押す私たちの脇を、…

ゾウ

ゾウマジで 愛おしいよ 乗るのも良いけど鼻で抱き締められるのがいい、ゾウの鼻、人間の腕に喩えるより 人間の指先くらい神経の張り巡らされた、器用で大いなる、他の動物にはない神聖な器官と言うべきで、天使のような繊細さと包容力でぎゅっとしてもらえる…

ヨーグレット

似た味のお菓子食べて思い出した。風邪をひいた時、よく効くよってヨーグレットくれた人。元気だろうか。 心臓がぎゅっとなるとともに味が失せて、ばらばらのかけらをやるせなく噛んでた。胸の真ん中にいるうさぎみたいなものを、今だけお皿にのせて、透明な…

Tweet供養1

一人用Twitterアカウントで呟いていたものを見直していました。紙の日記も書いてるけど、140字の投稿欄は何か憑いてるってくらい書きやすい 大嘘!孤独だなんてどの口が言ったんだ…。もっと狭まった、領域を ペイントナイフでこそげて切りっぱなしの縁にする…

魘された方がマシ

目が開かない。が、私にはわかる。ここはエジプトだ。 どうやら砂に生き埋めらしい。まろやかな粒子に包まれ、身動き一つとれないのだ。強烈な太陽。しかし、ああ、エジプトだ!またここにいる。涙が出そうだ。するとその心を聞きつけたのか、たくさんのほっ…

古代遺跡

三年前、寂しいから始めたと言いながら今まで非公開設定でした。何なんだ

春がきました

日向と影の境界に青色が滲みはじめるから春だとわかる。 今日は豪雨だったけど、珍しく犬が怯えなかった。車の音まで乳白色。季節はずれの電気ブランケットが怠惰で良いよね。

よく生きよう?

浮き沈みが激しい。命の自覚を得ては失い、点滅して生きてきた。もしかして、自分の輪郭が無いなんて見当違いな悩みで、私の正体は"波"なのでは? 「生き辛いあなたのために」「ラクになってもいい」「頑張り過ぎない生き方」教科書的に説かれると、蕁麻疹ま…

「コペルニクス的」

「コペルニクス的」を使ってみたい。 「コペルニクス的」を使うのに、「コペルニクス的」の意味を知っているだけでは不十分だ。やっと手に入れた「コペルニクス的」を握りしめ、ここぞの場面でえいっと貼っつけるなんて、ダサすぎる。 自然と浮かび上がる書…

完成させることの難しさ

書き始めることはできる。書いては消し、書いては消し、消し、消し、絵もそうだ。何気ないスケッチが一番鋭い。終着点を探り始めた途端台無し。 ふっと感じたことを捉えられても、その先がわからず、出来合いのまとめ方をするしかなくなる。違うとはわかって…

色 色

作品展のテーマ「色 色」。どんな作品にしようか。私の作品を受け止めろというより、作品が生む空間を散策してほしい。体験そのものをデザインしたい。そこでの呼吸が、忘れられないものになればいい。 そう考えるうち、絵から離れて企画めいてきた。没案を…

羊羹

英語で sweetened bean jelly

家族かもしれない

お父さんに向かって走る 私とお母さん 家族かもしれない

一日

この無。 不穏さが閉鎖空間で増幅をやめない

ドトール

撮ったら盛れた ころころ笑う この表現にぴったりな女子高生がいた。その隣の男子高生「いや、マジにっ!学校だと全然居ないんだって、趣味の合う奴…。」 初めは田舎くさい2人だと思った 透き通ったものを見た

緑の服の少年

今すれ違った。 緊張した面持ち。ひたひたと変わった歩き方をするのは、片手にケーキを提げているからだった。絶対に揺らしてはいけない。ナイーブという言葉をとても愛おしく感じる

遊び相手も居ないし。

予備校に居るはずが駅のホームなんだけど。突然ブログを始める。多分寂しいから 時々、本人以外理解できないような謎ブログを遡って羨ましくなる。一日20ページずつ本を読んで、「よし。」ってね。公開設定間違えてるのか。でも何にしろ、私に読まれている時…